神聖ローマ帝国の都プラハを彩った版画 12月27日まで郡山市立美術館

11/15 11:40

作品が並ぶ会場

 郡山市立美術館の企画展「奇想の版画 1500―1650 帝都プラハを交差するヨーロッパ版画」が12月27日まで、同館で開かれている。16~17世紀に神聖ローマ帝国の都、プラハを彩った版画173点を紹介している。

 町田市立国際版画美術館(東京都)の特別協力で、同館のほか各地の美術館に収蔵された作品を展示している。芸術の庇(ひ)護者だった神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ2世のコレクションを中心に、アルブレヒト・デューラーやヘンドリック・ホルツィウスなど多彩な画家の作品が並ぶ。

 前期は12月1日まで。後期は12月3日から。開館時間は午前9時半~午後5時(入館は同4時半)。一般1000円、高校・大学生と65歳以上700円、中学生以下と障害者手帳を持っている人は無料。月曜日休館。問い合わせは同館(電話024・956・2200)へ。

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