「12年後の自分に」えとタイムカプセル埋設式　猪苗代の小学６年生

　猪苗代町の小学６年生が１２年後の自分に宛てたメッセージなどを宝箱に入れて保存する「えとタイムカプセル」の埋設式が１４日、同町の猪苗代ハーブ園で行われた。町内２小学校約１００人の児童が参加し、来年の干支（えと）「ヘビ」の像の前に鍵の入ったカプセルを埋めた。

　リステルグループなどでつくる「猪苗代の子供たちの夢を応援する会」の主催。干支が一回りして２４歳になった時、古里に集まる機会をつくり地元に愛着を持ってもらおうと企画した。

　式では同会代表の鈴木長治リステルグループ社主が「皆さんの力で活力のある古里を目指していってほしい」とあいさつ。児童を代表して猪苗代小の猪俣明莉（あかり）さんと小林莉久さんが将来の夢を披露した。

　各校代表の児童たちが手紙や写真などを入れた宝箱に鍵をかけ、その鍵をカプセルに入れて像の前に埋設した。タイムカプセルは１２年後の夏に再会して掘り起こすことになっている。