福島県警は26日、第三者からの電子メールが外部メールサーバーに届き、不特定多数のメールアドレスに転送する不正中継があったと発表した。不正中継は約5万件で、国外から送られたとみられるメールが原因とみられる。県警によると、不正中継に利用されたのは初めて。現時点で情報流出やウイルス感染は確認されておらず、業務に支障はないという。
職員が26日午後2時ごろ、大量のメールが届いていることに気付いた。転送していたメールは件名が「Notice」など英語で、文面については調査している。午前6時から午後2時ごろまでの間に不正中継に利用されたという。添付ファイルなどはなかった。