元福島大教授が、現県内の戦国時代と戦国大名を詳しく明快に解説した入門書である。 戦国大名は、室町幕府と朝廷の権力が衰えた15世紀後半から16世紀末までの戦国時代に、その土地に定住しながら支配した権力者を言う。本書では、まず現白河市を拠点にした白川氏の栄枯盛衰が、まさに南奥州での戦国時代の開始だと記す。 白川氏は南奥州と現北関東で圧倒的優位に立つが、内紛と常陸からの佐竹氏の侵攻で衰退。これ...
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