福島産果物から誕生「果塩（kasio）」　７種類…香りと味わい特徴

　まるせい果樹園（福島市）は福島の果実で作った天然素材の塩「果塩（ｋａｓｉｏ）」を発売した。ほのかな果物の香りと味わいが特徴で、美しい発色も楽しめる。本来廃棄されてしまう果物で作られており、フードロス削減にも貢献している。

　同園で収穫された果物の規格外品や加工品用となるロス部分などに着目し、山形県の製塩会社と協力して開発。天然素材を１００％使用し、果実の成分が含まれることで通常の塩と比べて塩分も抑えられているという。果塩は白桃、黄桃、ブドウ、リンゴ、柿、サクランボ、ミカンの７種類がある。肉や魚、野菜、コメなどさまざまな食材に合わせて楽しむことができる。

　小袋入り（１０グラム）３００円、スパイス瓶入り（２５グラム）７５０円。ギフトボックスに入った６種類セットも用意している。同園の直売所で購入できる。問い合わせは同園（電話０２４・５４１・４４６５）へ。