いつもにこやか いわき市で飲食店を経営する新妻篤さん(51)には、東日本大震災で亡くした母光子さん=当時(67)=の面影が残る。「おふくろはいつもにこやかだったが、最近は自分も笑顔を褒められる。自然と似てきたのかな」。料理好きだった母の影響で飲食の道を志し、今では笑顔も母譲りだ。 光子さんは市北部の久之浜町の自宅で被災した。見守りをしていた篤さんの次女しずくさん=同(5)、長男昴さん=同...
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