飯舘村の大沢和巳さん(63)は東京電力福島第1原発事故による避難を経て故郷に帰り、村内でゲストハウス「COCODA(ココダ)」を経営している。「今を毎日丁寧に暮らす。ここにいて何かすることが古里のためになると信じて」。両親から受け継いだ土地で、今後の村の新たな道を模索している。 村内での生活にかじを切るきっかけは「古里と両親への思い」だった。福島市に避難した原発事故後、この14年間で父の丈巳さん...
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