磐梯熱海温泉のホテル華の湯(郡山市)は、4月に始まるふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)のプレイベント「ふくしまプレDC」に合わせ、トラフグ「福とら」やメヒカリなど、本県沖で水揚げされた「常磐もの」を堪能できる新プランを始める。
地産地消を推進してDCを盛り上げ、県内外の人においしい常磐ものを知ってもらおうと企画した。
常磐ものを中心に県産食材39品を使用。主なメニューは、メヒカリのから揚げやサンマの「ポーポー焼き」、ヤナギダコのマリネのほか、水揚げ状況から選ぶヒラメや福とら、ホウボウなどのお造り、福とらのあら一味しょうゆ焼き、ヤナギガレイの一夜干し、アンコウのから揚げなど。メインはメバルやアカムツなど、その日にえりすぐった煮魚を提供する。このほか郡山市産最高級コシヒカリ「ASAKAMAI887」や会津地鶏の卵など、県内各地の食材を使用した料理をそろえた。
提供は4月上旬~6月。料金は2万5000円(税別)から。予約はホームページや予約サイト、電話で受け付ける。
同ホテルで10日、関係者向けのお披露目会が開かれた。菅野豊臣社長は「福島にたくさんのお客さまに来ていただくきっかけにしたい」と話した。