半地下のワインセラーに、ワインがずらりと並ぶ。2015年の醸造初年の品から保管を続けるその場所は、いわきワイナリー(いわき市)の歴史そのものだ。「飲み頃はその年ごとの複合的な要素で変わるので、熟成の状況をみるために全て保管している。おいしいワインに当たるかどうかを考えるのがとても楽しい」。マネジャーの四家麻未さん(36)は笑顔を見せる。 ブドウと梨合わせて14品種を使い、約30種類のワインを...
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