創業190年の歴史を感じさせる蔵造りの店に足を踏み入れると、みそ田楽の香ばしい香りが広がる。満田屋(みつたや)(会津若松市)の店内は創業当時の会津にタイムスリップしたかのようだ。店の奥には囲炉裏(いろり)が二つあり、田楽が炭火でじっくりと焼かれている。「会津名物」の味を求め、足を運ぶ人は絶えない。 店頭試食の歴史 創業は1834(天保5)年。江戸時代からみそやしょうゆを製造し、半世紀ほ...
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