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【発酵物語】玉鈴醤油・伊達市 木おけ回帰、次の100年へ

2025/05/25 13:20

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木おけに仕込んだもろみを攪拌する鈴木さん。麹菌がしょうゆの味を決める
味を守り、造り続けるしょうゆ

 プツプツ、プツプツ…。高さ約1.8メートル、直径約1.8メートルの木おけに仕込まれたしょうゆから、麹(こうじ)菌の発酵音が聞こえる。スギの木おけには麹菌がすみ着く。その麹菌がしょうゆの味を決めていく。  伊達市保原町の玉鈴醤(しょう)油(ゆ)の源流は、江戸時代末期にしょうゆ醸造を始めた信達地方の豪商・福井商店にある。「キッコー福」として事業を引き継いで個人営業が始まり、その後、玉鈴醸造元...

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