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白河関の森 古代の関跡、圧巻巨木王

2025/06/05 13:20

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県内でも屈指の巨木である「従二位の杉」。鎌倉前期の歌人で従二位、藤原家隆が手植えしたと伝えられる。枝には藤が絡みついてもいるが、神域のため基本的に木は伐採されないという
白河神社参道の上り口の右手にそびえる杉(右)と藤の大木。白河関の森公園の斎藤園長によると藤は樹齢500年ほどといわれる
白河関の森公園の事務所・売店に掲示されている卯の花の写真

 白河市で森を歩いた。深い森ではないが、すごいものたちに出会った。  訪れたのは国指定史跡「白河関跡(関の森遺跡)」。住所は白河市旗宿関ノ森。樹木の生い茂る丘である。縄文時代から近世までの建物跡や土器などが出土し、中心には創建千数百年という白河神社が立つ。広さは300メートル×200メートルほど。ひ弱な「歩いて発見!」班にも優しそう。隣には白河関の森公園があり、この一帯が「関の森」と呼ばれ...

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