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【空飛ぶカメラ】大内宿・下郷町 普通の暮らし、伝統紡ぐ

2025/06/23 10:00

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江戸時代に会津若松城下と今市宿(栃木県日光市)を結ぶ宿場町として栄えた大内宿。かやぶき屋根の家屋が連なる景観が今に残り、かつて侍や町民が歩いた宿場町のにぎわう声が聞こえてくるようだ=下郷町大内・大内宿(ドローン撮影)
通りの中心に高く立つ高倉神社・一の鳥居。後白河天皇の第2皇子とされる高倉宮以仁王(たかくらのみやもちひとおう)を祭る。毎年7月2日に800年以上の伝統を誇る祭礼「半夏まつり」が開かれる

 かやぶき屋根の民家が広がり、江戸時代にタイムスリップしたかのような宿場町の風情が漂う。火の見やぐらや神社鳥居も見え、集落としての一体感が伝わってくる。幾多の旅人たちが疲れを癒やした大内宿は1981年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれ、かつての町並みを今につないでいる。 宿場町は四季折々の姿を見せる。雪まつりで白銀に染まる住宅群、雪景色の団子挿し、梅雨入り前に本陣前で開かれる落ち着いた雰囲気...

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