かやぶき屋根の民家が広がり、江戸時代にタイムスリップしたかのような宿場町の風情が漂う。火の見やぐらや神社鳥居も見え、集落としての一体感が伝わってくる。幾多の旅人たちが疲れを癒やした大内宿は1981年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれ、かつての町並みを今につないでいる。 宿場町は四季折々の姿を見せる。雪まつりで白銀に染まる住宅群、雪景色の団子挿し、梅雨入り前に本陣前で開かれる落ち着いた雰囲気...
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