今から36年前。リクルート事件や消費税の導入、宇野宗佑首相の女性問題などで自民党に猛烈な逆風が吹くなか、社会党が参院選で議席を倍増させ、与野党逆転を果たした。土井たか子委員長の「山が動いた」は、平成の政治史を代表する名言だ ▼自民党は結党以来初めて参院で過半数割れとなった責任を取り、宇野首相は辞任を表明。新政権が発足したものの、衆参両院の「ねじれ国会」で政権運営は行き詰まり、4年後の非自民の連立...
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