「スイスのパンは世界一まずい」というジョークがある。有事の際に国民の食料を確保する観点から、取れたての小麦は備蓄に回る。古いものから市場に出回って日常食べるパンの材料になるため、味が落ちるのだという ▼パンの味の真偽はともかく、他国間の戦争に関わらない永世中立国として国を守る努力を惜しまない。食料備蓄にもそれが表れていて、官民一体となって徹底するなど、食料安全保障に対する意識は高い ▼日本...
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