1956年、米東海岸の港で老朽タンカーに58個のアルミ製の箱が積み込まれた。今は当たり前のコンテナ輸送が本格的に始まった瞬間だった ▼運送業者のマルコム・マクリーンが、規格の同じコンテナをクレーンで船に効率的に積み降ろしする仕組みを世に広めた。物流コストを削減し、原料調達先や製品販売先を海外に求める企業を大きく増やした(「コンテナ物語」日経BP社) ▼埠頭(ふとう)にコンテナが並ぶ小名浜港は、物流...
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