子どもが言葉を習得する過程を解き明かした「言語の本質」などで知られる認知心理学者による勤務先大学の最終講義。生成AIの登場によって、より切迫感を帯びた問いとなりつつある、人の強みとは何か―を考える手がかりとなる一冊だ。 著者が指摘する人とAIの最大の違いは、言葉(記号)と実際に見たり触ったりした体験、感覚を結び付けられるかどうか。 人は、言語にすることができない感覚を含めて、ああだこうだ...
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