地域や家庭の自主防犯活動を推進しようと、福島県は19日、県庁で防犯力向上セミナーを開いた。参加者が「なりすまし詐欺」の手口や身近な防犯対策などを学んだ。
県消費生活センターの根本弓月さんが悪質商法やなりすまし詐欺の手口などを解説。1~6月に発生したオレオレ詐欺41件のうち、39件が警察官をかたるものだったとし「警察官が電話で取り調べをしたり、お金の指示をすることはない。知らない番号からの電話には出ないようにしてほしい」と呼びかけた。
セミナーでは、防犯機能付き電話機の特徴と貸し出し事業の紹介や、住宅の防犯対策などについても関係者が紹介した。