日本人は妖怪が大好きだ。人気の理由はいろいろあるだろうが、その土地を代表する妖怪がいる点も魅力かもしれない。 本書は、東北地方を舞台に「ご当地妖怪」が登場する児童向け短編集。堀米薫さん(福島市出身)ら宮城県在住の作家3人が、地域の歴史や自然、人々の思いが反映された「土地の魂」とも言える、みちのくの妖怪を紹介するため2018年から執筆する「みちのく妖怪ツアー」シリーズの8作目である。 今回...
この記事は会員専用記事です
残り159文字(全文359文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。