フランスの国民的歌手、エディット・ピアフは3歳から一時、視力を失った。16歳で出産した娘は2歳で急逝。殺人容疑で取り調べを受けたり、麻薬におぼれたりしたことも。代表曲の題にあるような「バラ色の人生」ではなかった ▼2度の結婚やボクシング世界王者との交際など、恋の遍歴は華やかだった。晩年の「水に流して」は、済んでしまったことはきれいに忘れ、今の恋の喜びに私は生きる―と歌う。奔放で波瀾(はらん)に富む...
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