米国の天文学者カール・セーガンが北米先住民にこんな言葉を紹介している。「われわれは地球を先祖から譲り受けたのではない、子孫から借りているのである」。その通りだと思う。私物なら、どう使っても文句は出にくい。しかし、借りた物だと思えば丁寧に扱い、きっちりと返すのが当然である。できれば利息も付けてあげたい―。子孫に返すべき地球が傷つかないか心配だ。 まさに、地球の限りある資源を大切に使い、未来の世代に...
この記事は会員専用記事です
残り672文字(全文872文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。