陸上自衛隊福島駐屯地は27日、福島市のJR福島駅近くの吾妻通りで創立72周年を記念したパレードを行った。沿道に集まった市民らが、自衛隊車両や一糸乱れぬ隊列の行進に見入った。
駐屯地の隊員ら約130人と自衛隊車両など6台が登場。音楽隊や、小銃を使って演技するファンシードリル隊によるパフォーマンスも行われた。
パレードに先立ち、南利裕数駐屯地司令が「いついかなる時でも地域の安全・安心を守れるよう、隊員一丸となりまい進する」とあいさつした。
父や兄とパレードを見に来た5歳児は「初めて戦車を見た。タイヤがいっぱいあってかっこよかった」と目を輝かせた。
きょう一般開放
28日は、駐屯地を一般開放し、隊員らによる実践さながらの訓練の披露や装備品の展示が行われる。音楽隊と福島北高、福島西高の生徒らによる合同演奏も予定している。