第14回ふくしま再生可能エネルギー産業フェアは16日、郡山市のビッグパレットふくしまで始まった。国内外の225企業・団体が最先端の技術を紹介している。17日まで。県、県産業振興センターの主催。
「水素」や「バイオマス」などテーマごとに企業・団体がブースを出展。県と医療機器関連産業分野などで連携覚書を結んでいるドイツ・ノルトライン・ウェストファーレン(NRW)州をはじめ、海外の自治体や研究機関も研究成果を発表している。
このうち再エネの利活用を進めるエナジア(郡山市)は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の実証実験の一環として開発した水素自動車を展示。水素自動車を電源として、災害時に行政の事務所として利用できる遠隔支援窓口の機能を紹介している。
初日は開会式が行われ、佐藤宏隆副知事があいさつ。関係者でテープカットを行った。最終日は内堀雅雄知事らによるトークセッションなどが行われる。フェアの時間は午前10時~午後5時。入場無料。