福島県文化功労賞の表彰式は「文化の日」の3日、福島市で行われた。教育部門で受賞した県環境アドバイザーの鬼多見(きたみ)賢さん(78)=猪苗代町=と、体育部門で受賞した県馬術連盟顧問の佐藤伝一(でんいち)さん(89)=伊達市=の2人に表彰状やメダルが贈られた。
表彰式では内堀雅雄知事が「2人の取り組みは本県の文化、スポーツの向上、発展に大きく寄与するものであり、これまでのご労苦とご功績に深く敬意を表する」とたたえた。
表彰を受けた鬼多見さんは「会員の皆さんの体力が続く限り、環境保全活動を続けたい」と述べた。
佐藤さんは「本県馬術のさらなる発展に微力ながら尽くしたい」と志を新たにした。
県文化功労賞は本県の文化向上に著しい業績を残した個人を表彰するもので、本県文化の最高賞に位置付けられている。1952年の創設以来、今回を含め136人が受賞している。
