東京電力福島第1原発から、溶け落ちた核燃料(デブリ)取り出しに初めて成功してから7日で1年となった。「廃炉の最難関」とされる本格的取り出しに向けた大きな一歩となったが、繰り返されたトラブルは廃炉の難しさも露呈した。採取したデブリの詳細な分析が進む一方、3号機からの本格的な取り出しの着手時期は遅れる見通しとなるなど、新たな段階を迎えた廃炉の道筋はなお不透明だ。 人的ミスや機器トラブル相次ぐ ...
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