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幸楽苑、黒字5億8400万円 積極的なメニュー開発や新店舗で利益確保

2025/11/13 07:25

 幸楽苑が12日発表した2025年9月中間決算は、純利益が5億8400万円だった。売上高は144億4700万円、経常利益は7億5400万円。持ち株会社体制を昨年10月に解消したため、前年同期と比較しない形で非連結での業績を開示した。

 前年同期の連結決算と比較した場合の増減は、売上高は5.4%増、経常利益が87%増、純利益が14.1%増。自社工場での製造直販を生かした積極的なメニュー開発で季節商品、限定商品などを販売。既存店の改装に加え、7年ぶりとなる新店「道の駅国見あつかしの郷」をオープンするなどの取り組みで利益を確保した。

 こうした状況を踏まえ通期の業績予想について、売上高は280億円から290億円、経常利益は11億円から13億円、純利益は8億円から10億円にそれぞれ修正した。

 株主優待制度新設へ

 幸楽苑は12日、長期保有株主優待制度を新設すると発表した。

 同社の株を1年以上継続して100株以上保有している株主を対象として来年3月末を基準に「株主優待券」を追加で贈呈する。500株以上の場合は優待券かオリジナル商品など優待品から選択できる。

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