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インフルエンザ患者、前週の2倍 福島県、今季初の「警報レベル」

2025/11/13 07:45

 福島県が12日公表した感染症発生動向調査週報(3~9日)によると、県内の1定点医療機関当たりのインフルエンザの患者数が前週の約2倍となり、今季初めて警報レベル(1定点医療機関当たり30人)を上回った。昨年より1カ月早く、県は感染対策の徹底など注意を呼びかけている。

 インフルエンザの感染は県内48の定点医療機関から1662人(前週比895人増)の報告があった。1定点医療機関当たりの報告数は34.63人だった。

 年齢別では5~14歳で感染の報告が多く、県内71の学校施設で感染拡大による休校や学級閉鎖の対応が取られている。感染のほとんどがA型の陽性だった。

 県は体調に違和感がある際には出勤や登校を控えるほか、マスク着用や手洗いなどの感染対策を取るよう呼びかけている。

 新型コロナウイルス感染症の報告数は前週から減少、百日ぜきは増加した。

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