黒板アートの全国大会「日学・黒板アート甲子園2025」の高校生が出品するメイン大会で、会津高美術部の作品が2位相当の優秀賞に選ばれた。24日、東京都で表彰式が行われ、生徒たちが受賞を喜んだ。
同部の作品は、上位入賞にノミネートされた6作品の一つに選ばれていた。昨年に続き2回目の出品で、過去最高の受賞となった。
作品名は「古今の契り」。会津の歴史を象徴する白虎隊士と現代の女子高校生が互いに手を伸ばす姿を描き、過去から現代へのつながりや未来への希望を表現した。講評では、描写力や人物の表情、質感のリアルな表現について触れた上で「発想の独自性と確かな技術が合わさった完成度の高い作品」と評価された。
表彰式には、吉津風花部長(2年)と大竹美宇副部長(同)が出席。吉津部長は「みんなで協力して描き上げた作品。優秀賞をもらえてうれしい。来年も一致団結して良い作品を完成させたい」と話した。大会は黒板とホワイトボードメーカーの日学(東京都)の主催。メイン大会には全国67校から96作品の応募があった。
