須賀川市仁井田字長者井戸の仁井田小正門付近で1日朝から深夜にかけてクマの目撃が相次いだことを受け、市は2日、付近に箱わなを設置した。クマが登った柿の木も伐採したほか、連携協定を結ぶ、すかがわドローン倶楽部の協力でドローンを使ってクマを捜索した。
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仁井田小はこの日も屋外での授業などを中止。児童は須賀川署員や教職員が見守る中、保護者が運転する車で登下校した。
須賀川署によると、クマは1日午前8時20分ごろと午後4時10分ごろ、同8時ごろに同校正門向かいの柿の木付近で目撃された。深夜に柿の木の上に居座り、午前0時半ごろに立ち去った後は行方が分からなくなったという。体長はいずれも約1メートル。
市内では2日午前3時ごろ、同校から東に約2キロの滑川字中津沢の会社敷地内で体長約1メートルのクマ1頭の目撃情報があった。
