郡山70代男性、投資詐欺650万円被害　SNSで知り合った相手とやりとり

　郡山市の７０代男性から２日、交流サイト（ＳＮＳ）を通じて知り合った相手に投資を名目に現金６５０万円をだまし取られたと郡山北署に届け出があった。

　同署によると、男性は７月上旬、インターネットで投資の広告をクリックした際にＬＩＮＥ（ライン）に誘導され、投資のやりとりを始めた。

　男性は投資アプリをインストールして最初に指定された口座に５０万円を振り込み、その後、資金調達した借金の返済名目で数回に分けて６００万円を振り込んだ。

　アプリ上では、人工知能（ＡＩ）の機能によって利益が発生しているように見せかけられていたという。男性は口座からの出金費用として約３８０万円の支払いを要求されたことを不審に思い同署に相談した。