【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)で冬季五輪・パラリンピックの招致計画を評価する「将来開催地委員会」のシュトス委員長は12日、昨年12月に招致活動の停止を表明した札幌市が再び開催に興味を示した場合「できるだけ早く対話を始める。とてもうれしい」と歓迎する考えを示した。
スイスのローザンヌで開かれた理事会後のオンライン会見で「日本は最も信頼できる冬季競技の国の一つ。素晴らしい開催実績がある」と評価した。IOCは7月の総会(パリ)で2030年大会はフランスのアルプス地域、34年大会は米ソルトレークシティーを開催地に正式決定する見通し。