大相撲名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)で大関から関脇に転落する霧島が20日、東京都墨田区の音羽山部屋で稽古し「優勝するつもりでやらないと。10番という気持ちではいけない」と心境を語った。10勝すれば1場所で大関に復帰できる。
春場所前に首痛を発症して不振に陥り、夏場所はわずか1勝で7日目から休場した。今月中旬には鳴戸部屋や時津風部屋に出稽古し、この日は立ち合いの確認を入念に繰り返した。「当たる分には痛みもない。今のところはいい感じ」と前向き。「これまで一生懸命に稽古してきたのは神様が見ている。きちんと鍛えていけば、結果は後からついてくる」と話した。