体操男子のパリ五輪代表が21日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの強化合宿を報道陣に公開し、5月中旬に右手中指を痛めたエースの橋本大輝は「まだ60%だが、平行棒以外は痛みも少なく、いい練習ができた」と順調な回復をアピールした。
本格的な練習再開までは倒立や着地姿勢の改善に注力し「細かいところを見直せたのは良かった」と前向きだった。
団体総合で2大会ぶりの覇権奪回を目指すチームのスローガンは「Make New History!」に決定。主将に決まった萱和磨は「先輩方の功績を継承しながら、自分たちができる体操で新しい歴史をつくりたい」と決意を示した。