【パリ共同】パリ五輪開幕まで約1カ月に迫ったオリンピックデーの23日、スケートボードなど都市型競技の本番会場となるコンコルド広場近くのパリ中心部で「五輪彫刻」として平和を希求する女性像がお披露目された。文化プログラムの一環で、像は右手に平和を象徴するオリーブの枝を持ち、左手には明るく調和の取れた未来への道標として炎を宿している。
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は式典に出席し、米国人の彫刻家が作製した像を間近で見て「平和的な競技と対話のために世界のあらゆる文化を一つにすることが五輪の目的でもある。それが大いに表現された」と話した。