パリ五輪男子飛び込み代表の坂井丞選手が24日、地元の相模原にある市立双葉小で企画された特別授業に参加した。大会出場だけでなく金メダル獲得を目指したことで、五輪に出るという夢をかなえた自身の経験を踏まえ「実現できそうになったら、もっと大きく夢を描き、そこに向けて目標をクリアしていくことが大事だ」と語りかけた。
両親が飛び込みのコーチだった坂井選手は、3歳の時に浮輪を着け、試合に初めて出場したと明かすと、体育館に集まった4~6年の児童約260人から「えー」と驚きの声が上がった。6年生の長谷川琉人さん(12)は「水泳をやっているので坂井選手を目標に頑張りたい」と話した。