大相撲の大関琴桜が1日、愛知県一宮市の金剛幼稚園を訪問し、年長の園児約100人とまわし姿で交流した。2019年まで長らく佐渡ケ嶽部屋の名古屋場所宿舎だった同幼稚園を訪れるのは5年ぶり。大関として帰ってきたことに「みんなに喜んでもらえてうれしい。一ついい報告ができた」と感慨を込めた。
琴桜にとって、幼少期に父で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の名古屋場所に同行した夏場だけ通っており、“卒園生”でもある。「懐かしい。変わらないですね」と柔和な笑みを浮かべた。
初優勝を目指す名古屋場所。「変わらず稽古をして、しっかり準備していく。これから仕上げていくだけ」と気を引き締めていた。