大相撲夏場所で初優勝を果たした新関脇大の里関(24)の祝賀パレードが7日、出身地の石川県津幡町で開かれた。大の里関は約1キロの区間を、二所ノ関親方とオープンカーに乗車。沿道に詰めかけた約2万5千人の町民らから「おめでとう」などと声をかけられ、笑顔で手を振った。
パレード後、町役場前で開かれた報告会では「名古屋場所では、もう一度(優勝を)目指して頑張りたい」と話した。
能登半島地震で同県穴水町の自宅が倒壊し、転居先の金沢市から駆け付けた小学5年の男児(10)は、大の里関が小学生の頃に在籍していた相撲教室に通っており「大の里のような取組ができるように頑張りたい」と目標を語った。