2場所連続休場中の横綱照ノ富士が大相撲名古屋場所(14日初日・ドルフィンズアリーナ)に出場することが11日、決まった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が明言し「稽古量は物足りないが、責任感が強い。最後までしっかり取り、優勝を目指してやらないといけない」と語った。
照ノ富士は11日、名古屋市瑞穂区の伊勢ケ浜部屋で幕内宝富士と9番取って8勝1敗。相手得意の左四つで寄り切る相撲があった一方、番数は重ねられず調整遅れが懸念される。それでも「まだ3日もある」と焦る様子は見せなかった。
膝や腰などのけがに苦しむ照ノ富士は、先場所まで横綱在位17場所で休場は10度。