大相撲の新関脇大の里が12日、愛知県安城市の二所ノ関部屋で軽めの稽古で調整し、好成績なら大関昇進の可能性が浮上する名古屋場所(14日初日・ドルフィンズアリーナ)へ「一日一番、集中して頑張る」と引き締まった表情で話した。
稽古用の白まわしではなく、本場所で使う青色の締め込みを着用。四股やてっぽうなどをこなし、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が不在の中、弟弟子に助言を送る場面もあった。
2日目までの対戦相手が決まり、初日は初顔合わせで元大関の御嶽海と伝え聞くと少し驚いた様子。稽古でも相撲を取ったことがなく「頑張るだけです」と力を込めた。