陸上のパリ五輪に出場する日本選手団の結団式が12日、オンライン形式で行われ、男子200mの飯塚翔太が男子の主将に指名された。4大会連続の代表入りを果たした33歳のベテランは「今回の活躍が未来につながるよう、陸上界の存在を示せるパフォーマンスを出していきましょう」と呼びかけた。
女子の主将はやり投げで昨年の世界選手権を制した北口榛花。ダイヤモンドリーグ出場で欠席したが、ビデオメッセージで「メダル獲得を目標に仕上げて決勝で歴史を塗り替えたい」と決意表明した。
男女計55人の選手団でパリに挑む。結団式後、飯塚は「選手全員がやりやすいようなフラットな雰囲気をつくりたい」と話した。