岡沢、「金」こだわり武者修行 ボクシング男子、頂点狙う

07/22 15:55

 パリ五輪に向け練習するボクシング男子71キロ級の岡沢セオン=パリ(共同)

 ボクシング男子71キロ級の28歳、岡沢セオン(INSPA)は3年前の東京五輪2回戦で接戦の末に敗れた。その相手だったキューバ選手が金メダルを獲得。パリで悔しさを晴らすため、海外で武者修行に励み「世界中のボクサーが強くなるきっかけを与えてくれた」とたくましさを増し、頂点を狙う。

 東京五輪後の2021年秋に行われた世界選手権で67キロ級を制した。ただ、あくまで目標は五輪の「金」。さらなる強さを身につけようと強豪ウズベキスタンなど約10カ国を渡り歩いた。スピード自慢や荒っぽいファイターなどさまざまなタイプの選手に挑戦。新型コロナウイルス禍では難しかった方法で、ボクシングに没頭した。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line