車いすテニス男子でパリ・パラリンピック代表の小田凱人(東海理化)が22日、名古屋市内で練習を公開し、初の大舞台へ「自信はある。自由なテニスを多くの人に見てほしい」と意気込んだ。
四大大会4勝を誇る18歳の金メダル候補。今月上旬のウィンブルドン選手権は準決勝で敗退し、2連覇を逃した。帰国後初めての練習となったこの日は、屋内のハードコートで約1時間、ラリーなどで軽めに調整。今後徐々に強度を上げていくといい「負けたことは気にしない」と自然体で話した。
6月には全仏オープンで2連覇を達成した。開催地のローランギャロスはパラリンピックでも試合会場となり「早く迎えたい」と本番を心待ちにした。