【パリ共同】パリ五輪で6大会連続出場となるアーチェリー男子の古川高晴が22日、パリ市内の試合会場で練習を行い、25日の予選へ向けて「焦らないでしっかり調整したい」と落ち着いた様子で語った。
アーチェリーはパリ中心部のアンバリッド(廃兵院)で実施される。歴史を感じさせる建物を背に試合に臨む環境にも「僕らは前しか向かないので見えない。集中すべきは的」と言い切る。この日は男子の中西絢哉、斉藤史弥と順番に矢を放つなど、団体を想定した練習もこなした。
39歳の古川は東京五輪で銅メダル。自身初の金メダル獲得へ「風にまだ慣れていなくて難しい。しっかり読まないといけない」とポイントを挙げた。