【パリ共同】パリ五輪の柔道でそろって2連覇に挑む男子66キロ級の阿部一二三、女子52キロ級の阿部詩(ともにパーク24)の兄妹が23日、パリ近郊のシャルル・ドゴール空港に到着した。阿部一は「パリの地で必ずきょうだいでの2連覇を達成する」と気持ちを高ぶらせ、阿部詩も「最後まで執念を持って闘い抜きたい」と決意を示した。
2人は長旅の疲れを見せず、並んで報道陣の取材に対応。阿部一は仕上がりの良さを強調し「この大会に向けて3年かけてやってきた。かなり成長した」と自信たっぷりに語った。
パリは国際大会などで何度も訪れ、阿部詩は「すごくすてきでおしゃれな街並み」と好印象を話した。