【パリ共同】パリ五輪に出場するテニス男子シングルス日本代表の錦織圭(ユニクロ)が23日、パリのローランギャロスの会場で約2時間にわたって初練習した。四大大会の全仏オープンの開催地でもある赤土のコートで世界ランキング15位のウーゴ・アンベール(フランス)と打ち合い、多彩なショットでラリーの主導権を握る場面もあった。
右足首痛を抱えていたウィンブルドン選手権は1回戦で敗退し、その後のツアー大会を欠場してパリ五輪を迎える。日本代表の高田充監督は「心配だったが、予想よりもいい状態で入ってきた。動きを見ても心配ない」と評価した。
錦織は2008年北京五輪から5大会連続で代表入り。