【パリ共同】日本スポーツ振興センター(JSC)は24日、パリ五輪の日本選手団のサポート拠点を報道陣に公開した。有力競技の柔道、レスリング、フェンシング、初採用のブレイキンの専用エリアも確保。パリ郊外サンドニの選手村近くに設置し、選手の最終調整を後押しする。
スポーツ施設を借り上げて改装し、面積は約4千平方メートル、運営費用は五輪後のパラリンピックも合わせて約13億円。筋力トレーニングやストレッチのスペースだけでなく、疲労回復効果がある交代浴やサウナ、治療機器など充実の態勢を整えた。心理相談室には専門家が常駐し、メンタル面の不調にも備える。