【パリ共同】27日に行われたパリ五輪の柔道男子60キロ級の準々決勝で不可解な敗戦を喫した永山竜樹(SBC湘南美容クリニック)が30日、対戦相手のフランシスコ・ガリゴス(スペイン)から謝罪を受けたことをX(旧ツイッター)で明らかにした。
試合はガリゴスが絞め技を仕掛けて「待て」がかかり、永山は力を抜いた。技は解かれず、永山は意識を失って一本負けとなった。全日本柔道連盟が抗議をしたが判定は変わらなかった。永山は2人で並んだ写真とともに「オリンピックの舞台で彼と全力で闘えたことを幸せに思います。誰が何と言おうと私たちは柔道ファミリーです」と記した。