【パリ共同】セーヌ川の水質が問題となっているパリ五輪のトライアスロンは31日、水質基準をクリアし、午前8時(日本時間午後3時)から女子を、午前10時45分から男子を実施することが決まった。26、27日の降雨によりスイム会場となっている川の水質が悪化し、30日に予定されていた男子が延期となっていた。28、29日の公式練習も中止されていた。
水質悪化で1923年に遊泳禁止となったセーヌ川での競技に向けては、巨大な貯水池を設けるなど大規模な改善策を講じてきた。8月5日に混合リレーが実施され、同8、9日には水泳のオープンウオーター(OWS)も行われる予定。