九州３県で１６人負傷　家屋被害は計８０棟

　宮崎県日南市で８日に震度６弱を観測した地震で、宮崎市で新たに６０代女性が軽傷を負っていたことが判明し、宮崎、鹿児島、熊本の３県でけが人は計１６人となった。うち重傷は３人。家屋被害は宮崎、鹿児島で計８０棟だった。九州各県への取材で１５日、分かった。

　宮崎県では、日南市の油津港で液状化現象が起こるなど、３港湾で被害が確認された。鹿児島県霧島市の一部の地区では、水道水に濁りが生じており、１６日まで給水を続ける。