【ストーク・マンデビル(英国)共同】28日(日本時間29日)に開幕するパリ・パラリンピックの聖火の採火式が24日、パラ発祥の地とされる英ロンドン郊外のストーク・マンデビルで行われた。大会組織委員会のエスタンゲ会長は「五輪の輝きに続き、パラリンピックは魅惑的な大会になるだろう」と期待した。
あいにくの雨の中の式典では、地元英国のパラリンピアン2人が小さな聖火台に火をともし、国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長がトーチで火を受け継いだ。2008年北京大会のローイング女子シングルスカルで金メダルを獲得したヘレン・レインズフォードさんは「聖火をともすことができて誇りに思う」と話した。